環境に優しいデータセンター認定について
環境に優しいデータセンター一覧の掲載は終了しました。
地球温暖化対策への社会的要請が高まる中、情報通信システムが消費するエネルギーは拡大し続けており、一般企業内サーバー・システムのデータセンターへの移設や集約、クラウドサービスの利用など、データセンターの活用による情報通信システムの省エネ化の期待が高まっています。
一方、データセンターにIT機器が集約されることによるデータセンター自身のエネルギー消費の増大も課題となっており、データセンターのエネルギー効率性を高め、エネルギー消費量を削減していくことが情報通信システムの省エネルギー化と直結しています。
こうしたなか、データセンターのうち、地球温暖化対策の推進に資する環境に優れた取組を行っているデータセンターを認定・公表することにより、データセンターの普及び利用促進を図る施策を行うこととしました。
日本データセンター協会(以下、JDCC)では、地球温暖化対策の推進に資する環境に優れた取組を行っているデータセンターを認定します。
データセンター認定を希望する事業者(以下、データセンター事業者という)からの申請を受け付け、その内容を検査し、認定します。
本認定では、データセンターの環境性能及び環境取り組み状況等に応じて、3段階の認定を行います。
また、認定したデータセンターに関しては、順次、JDCCのホームページで公表します。
また、本データセンター認定で認定されたデータセンターは、東京都の「中小規模事業所のクラウド利用による省エネ支援事業」に活用することができます。
「環境に優しいデータセンターの認定基準」は、下記表の通りとなります。詳細は、「環境に優しいデータセンター認定要綱」をご参照ください。
認定項目 | 環境に優しいデータセンターの認定基準 | ||
---|---|---|---|
レベル1 | レベル2 | レベル3 | |
JDCCファシリティ スタンダード |
JDCCのファシリティスタンダード(FS–001)Ver.2.1以上において、ティア2以上であること | ||
PUE | JDCCのPUE計測・計算方法に関するガイドライン(ES–001)Ver.2.7以上において、実測PUEまたは設計PUEが下記を満たすこと | ||
実測PUE:2.5未満 設計PUE:2.5未満 |
実測PUE:1.8以下 設計PUE:1.6以下 |
実測PUE:1.6以下 設計PUE:1.4以下 |
|
環境運用管理項目 | — | 3項目 | 9項目 |
<環境に優しいデータセンター認定要綱>
<環境に優しいデータセンター認定基準>
<東京都環境局へのリンク>
認定制度の終了に伴い、申請の受付は終了いたしました。
info@jdcc.or.jp
本件に関するお問い合わせは、メールのみでの受け付けとなりますので、ご注意ください。
2018年3月
日本データセンター協会