フューチャーセッション11

フューチャーセッション11

フューチャーセンター 11回目を産業技術総合研究所様のAIデータセンター見学会、コワーキングスペース「31VENTURES KOIL」にて2018年10月9日(火曜日)に開催いたしました。

前半:産総研AIデータセンター見学会

産業技術総合研究所様のご厚意により、AIデータセンターを見学いたしました。
更に内部の公開許可も頂けました。

 

後半: フューチャーセッション 11

【テーマ】

・各グループ成果報告
・FutureCenter2.0 体制説明
・セッション ~未来編集会議~

 

【産総研AIデータセンター見学会】

▼ 入口


入口にはAIデータセンターで使用されているサーバーが展示されていました。上下2Unit分、横幅は半分で1ノード、CPU×2、GPU×4の冷却方式は全て水冷式です。


▼ サーバー室内

サーバーラックはなんと2階建て、サーバー室内は冷えているかと思いきや少し暖かいくらいでした。またサーバラックの2階部分には大型のファンが設置されており、機器背面から排熱される温かい空気を冷やしているとの事、冷却方法のスケールも違いました。

ホットアイルとなっており、機器の背面から出ている温かい空気が隔離されています。

ホットアイルの中はこんな感じ!2階部分の巨大なファンや電源が間近で見られるキャットウォークにも上がらせていただきました。

サーバーラックの裏側は様々な配線がありました。ラックに搭載されているサーバは水冷式の為、電源ケーブルや光ケーブルの他に、水冷用の管も複数設置されています。
また、フラットな地面の上にサーバーラックを立てることをコンセプトにされたという事で、ケーブル類は全て天井配線にされていました。

水冷用の管はこの後ご紹介する屋外の冷却設備へ繋がっています。


▼ 冷却設備

ここからは屋外冷却設備のご紹介です。

サーバー室から送られてきた温められた水がこちらで冷やされてサーバー室へ戻っていきます。水を送り出すポンプが稼働している為、かなり大きな音がしていました。ただし、騒音対策も取られています。

高速道路壁面にも使用されている壁で冷却設備の周囲を囲う事で、区画外ではかなり音が抑えられていました。

貴重なお時間を割いてご案内いただき誠にありがとうございました。新しい知識を得る事の出来る素晴らしい体験をすることができました。

フューチャーセッション 11

【各グループ成果報告】

▼ 広報グループ

  • What’s Data Center?のキャラクター画像をシルエットからカラーの画像へと差し替えを予定しています。
  • キャラクターについては譲渡契約締結が完了しました。
  • Youtube企画として、勉強会を撮影致しました。後日編集し公開する予定となっています。

 

▼ ユーザ目線のDC改善グループ

  • ユーザ目線のDC改善グループにつきましては、前回フューチャーセッション10でお伝えした通り、DATACENTER to be guideの完成をもって活動終了となっています。

 

▼ 新技術/ビジネスグループ

  • 第1回入館/セキュリティに続き8月に空調勉強会を開催されました。

 

▼ DCの無い世界グループ

  • DCの無い世界グループのアウトプットとなるDCの無い世界を「Co-Creation」ページにて公開しました。
  • 主に学生さんへ向けて作成していますが、私たちの生活にDCがどのように関わっているのかを分かりやすく説明しています。

 

▼ FuturePaperグループ

  • 業界キーマンによるインタビューブログをホームページ上にて公開しています。
  • FuturePaperを「Co-Creation」ページにて公開しました。
  • FuturePaperではデータセンター業界の若手がありがたい姿のを追及しています。

 

【FutureCenter2.0 体制説明】

▼ 2.0からのグループ
  • 広報(Public Relations)
    • 役割はHPのブラッシュアップ、イベント企画
  • クリエイティブ(Creative)
    • 役割は新技術ビジネス等の創造、価値創出
  • 勉強会(Study)
    • 役割はクリエイティブ成果を活用した勉強会
  • コラボレーション(Collaboration)
    • 役割は他世代、他団体との連携

Future Center2.0では内部の強化と外部との連携をコミットしていきます。

【セッション ~未来編集会議~】

今回のテーマは未来の共感イメージという事で、自分たちの作りたい未来イメージが、未来のメディアに掲載されたと想定する「未来編集会議」を実施しました。

  1. 個々人でA4用紙に「日付」「媒体名」「大、小見出し」「イメージ図」「詳細記事」を記載
  2. 作成した用紙を元に島単位のグループ内で1つのストーリーを作成
  3. 出来上がったストーリーを模造紙に反映
【セッション ~価値創造メソッド~】

価値創造メソッドでは、未来編集会議で作成した模造紙を基に、誰に何を売るのかをディスカッションしました。

  1. 以下のテンプレートを使用し、各項目を意見無制限に埋めていく
    • Customer Map
      • お客様が達成したい事、求めている事
      • お客様が受ける利得
      • お客様が人生や職業を通して成し遂げたい事
    • Value Map
      • 作りたい未来の製品サービス
      • 作りたい製品がお客様へどのような恩恵があるか
      • 作りたい製品がお客様のどのような悩みを解決するか
  2. 製品・サービスを一つに絞り、全体マップを埋めていく
  3. 「Customer Map」と「Value Map」でマッチング部分に印付け

 

  1. 【次回告知】


    次回セッション12は2019年1月に予定しております。

Team広報