フューチャーセンター 11回目を産業技術総合研究所様のAIデータセンター見学会、コワーキングスペース「31VENTURES KOIL」にて2018年10月9日(火曜日)に開催いたしました。
産業技術総合研究所様のご厚意により、AIデータセンターを見学いたしました。
更に内部の公開許可も頂けました。
・各グループ成果報告
・FutureCenter2.0 体制説明
・セッション ~未来編集会議~
入口にはAIデータセンターで使用されているサーバーが展示されていました。上下2Unit分、横幅は半分で1ノード、CPU×2、GPU×4の冷却方式は全て水冷式です。
サーバーラックはなんと2階建て、サーバー室内は冷えているかと思いきや少し暖かいくらいでした。またサーバラックの2階部分には大型のファンが設置されており、機器背面から排熱される温かい空気を冷やしているとの事、冷却方法のスケールも違いました。
ホットアイルとなっており、機器の背面から出ている温かい空気が隔離されています。
ホットアイルの中はこんな感じ!2階部分の巨大なファンや電源が間近で見られるキャットウォークにも上がらせていただきました。
サーバーラックの裏側は様々な配線がありました。ラックに搭載されているサーバは水冷式の為、電源ケーブルや光ケーブルの他に、水冷用の管も複数設置されています。
また、フラットな地面の上にサーバーラックを立てることをコンセプトにされたという事で、ケーブル類は全て天井配線にされていました。
水冷用の管はこの後ご紹介する屋外の冷却設備へ繋がっています。
ここからは屋外冷却設備のご紹介です。
サーバー室から送られてきた温められた水がこちらで冷やされてサーバー室へ戻っていきます。水を送り出すポンプが稼働している為、かなり大きな音がしていました。ただし、騒音対策も取られています。
高速道路壁面にも使用されている壁で冷却設備の周囲を囲う事で、区画外ではかなり音が抑えられていました。
貴重なお時間を割いてご案内いただき誠にありがとうございました。新しい知識を得る事の出来る素晴らしい体験をすることができました。
Future Center2.0では内部の強化と外部との連携をコミットしていきます。
今回のテーマは未来の共感イメージという事で、自分たちの作りたい未来イメージが、未来のメディアに掲載されたと想定する「未来編集会議」を実施しました。
価値創造メソッドでは、未来編集会議で作成した模造紙を基に、誰に何を売るのかをディスカッションしました。
次回セッション12は2019年1月に予定しております。